2017年5月26日金曜日

Bloggerへの国別アクセス

Bloggerが提供するこのWWWサイトの国別アクセスを眺めていると、下の図のようにロシアからのアクセスがそれなりにあります。
 
ずっと不思議だなと思っていたのですが、最近になってGoogle Analyticsで統計を取ることを思いつき、設定をしてみました。すると、この統計によるとロシアからのアクセスはありません。
同じGoogleのサービスなのにアクセス元の国の判定が違うのでしょうか。少し不思議です。

BloggerにGoogle Analyticsを設定する方法は以下で解説されています。
Blogger でアナリティクスを使用する
https://support.google.com/blogger/answer/7039627?hl=ja

2017年5月18日木曜日

その後の「OCN モバイル ONEを法人+口座振替で契約する場合の問い合わせ窓口」

先日、OCN モバイル ONEを法人+口座振替で契約しようとした話を書きました。
OCN モバイル ONEを法人+口座振替で契約する場合の問い合わせ窓口 
http://www.sakashita-net.jp/2017/04/ocn-one.html
そして、この時点で伝えられた手続きは次のようでした。
  1. データSIMを別途購入しておく
  2. 口座振替用紙が届いたら記入しておく
  3. OCNモバイルONEから電話がかかってくるので、そのときにデータSIMに付属するシリアル番号などを伝える
  4. やがて開通する
 実際の手続きは以下のようでした。違う部分を太字にしておきます。 
  1. データSIMを別途購入しておく
  2. 口座振替用紙が届いたら記入しておく
  3. 1週間ほど待ったが、ONCモバイルONEからの電話はなく、こちらから電話をして確認をすると、「電話を待たずに口座振替用紙はすぐに返送」が正しい手続きだった。
  4. 振替用紙が届くとOCNモバイルONEから電話がかかってくるので、そのときにデータSIMに記載がある電話番号と機器番号を伝える
  5. 翌日の午前6時に開通する
  6. OCNモバイルONEの会員証が送られてくるのを待つ
  7. 会員証にあるIDでサイトにログインし、オプションなどを確認する

2017年5月15日月曜日

FreeBSD 11でxdmを起動する

FreeBSD 11でxdmを起動する方法をまとめます。
アクセス制限は一切しない、ローカルのコンソールでは起動しないという設定です。

/etc/ttys(xdmの起動を指示する)

ttyv8 "/usr/local/bin/xdm -nodaemon"  xterm   off secure

ttyv8 "/usr/local/bin/xdm -nodaemon"  xterm   on secure

/usr/local/lib/X11/xdm/Xaccess(xdmへのアクセス制限をしない)

#*                  #any host can get a login window

*                   #any host can get a login window

Xservers(Xサーバーをコンソールで起動しない)

:0 local /usr/local/bin/X :0

#:0 local /usr/local/bin/X :0

xdm-config(リモートからの要求を受け付ける)

DisplayManager.requestPort:   0

!DisplayManager.requestPort:  0

これらの設定をした後
$ sudo kill -HUP 1
とするとxdmが起動します。起動は以下で確認できます。
$ pgrep -f -l xdm
33333 /usr/local/bin/xdm -nodaemon ttyv8
$

メモ: Win10でフォルダ名の末尾に「.」が付いてるとエクスプローラからはおろかコマンドプロンプトからも普通には削除できなくなる

twitterを見ていると次のような投稿が目にとまりました。
Unity仙人‏ @lucifuges
https://twitter.com/lucifuges/status/863726956293922816

Win10でフォルダ名の末尾に「.」が付いてるとエクスプローラからはおろかコマンドプロンプトからも普通には削除できなくなるという21世紀にあるまじきクソ仕様を踏んで半べそかいてた。解決法はパス指定の前に\\?\とかいう謎記号を付けること。rd "\\?\C:\dir."みたいな。
フォルダの末尾に「.」 を付けると扱いが難しいことや、「\\?\」という記法は知りませんでした。

こちらに対して以下のような情報が提供されていました。
tomokisanaki‏ @tomoki0sanaki
https://twitter.com/tomoki0sanaki/status/863911178023477248

"5.パス名の末尾の「.」や半角スペースが無視されない" ですねー。 → 「IPA ISEC セキュアプログラミング講座 ver1 8.1 Windowsパス名の落とし穴 http://www.ipa.go.jp/security/awareness/vendor/programmingv1/b08_01.html …」の「サービス機能の不活性化」
リンク先の該当する記述を以下に引用します。
Windowsパス名の落とし穴  
http://www.ipa.go.jp/security/awareness/vendor/programmingv1/b08_01.html

サービス機能の不活性化
多くの自由度を持つWin32のパス名を相手にするには複雑なロジックのプログラムが必要になるが,パス名の解釈に伴う「サービス機能」の多くを不活性化する特殊な指定方法がある。それはパス名の先頭に「\\?\」という4文字を付け加えることである。たとえば,
pfile = fopen ("d:\\dir\\data.txt", "r"); 
の代わりに
pfile = fopen ("\\\\?\\d:\\dir\\data.txt", "r"); 
のようにするのである。
 
\\?\」から始まるパス名についてはサービス機能が次のようにはたらかなくなる。
  1. ディレクトリ区切り文字「/」が使用できない。
  2. ディレクトリ区切り文字の重複「\\」(C/C++の文字列定数内では"\\\\")が許されない。
  3. パス名の途中に「\.\」を差し挟めない。
  4. パス名の途中に「\..\」を差し挟めない。
  5. パス名の末尾の「.」や半角スペースが無視されない。
知りませんでした。何かあったときはこのメモを見ることにします

2017年5月14日日曜日

pigzコマンドで高速にファイルを圧縮する

gzipコマンドは1つのCPUだけを使って圧縮を行っています。もしく複数のCPUを使うものがあれば、より高速になるのではないかと思い探してみると、同じことを考える人はいるようで、以下のWWWページでpigzコマンドが紹介されていました。
pigz(マルチスレッドで動作するマルチコアに最適なgzip互換ソフトウェア)を試す
https://kohju.justplayer.com/diary_2009-09-07.html
FreeBSD 11でpkgを使ってインストールし、試してみると、確かにgzipコマンドより高速です。

MacOS XのTerminal.appでiftopコマンドの表示が乱れる

MacOS XのTerminal.appからFreeBSDにログインし、iftopコマンドを実行すると、罫線表示の部分が、以下のように乱れてしまいます。
本来は、以下のWWWページ中の図のようになるようです。
Linuxでネットワークトラフィックを監視する方法
http://news.mynavi.jp/articles/2010/07/30/linux-freebsd-net-traffic-tools/
設定されているターミナルタイプとターミナルエミュレーターの機能が一致していないためなのでしょう。ターミナルタイプを変えて試してみると、うまくいく設定が見つかりました。
$ sudo TERM=ansi.sys /usr/local/sbin/iftop
これを実行してみると、罫線部分がうまく表示されています。
もう少し調べてみると
TERM=cons25w
のほうがよさそうです。

NEC MR05LNモバイルルーターとBluetoothで接続する

NECのMR05LNモバイルルーターとMacやWindows PC、Androidスマートフォンなどとを接続しようとすると、少し苦労しました。症状としては以下のようなものです。
  • ペアリングしようとしてもBluetoothデバイスとしてのMR05LNが発見できない
  • MR05LNが発見できてペアリングしようとしても、接続のための手順が最後までできない
なんとか、確実にペアリングができると思われる手順を見つけたと思うので、これを以下に書きます。同じような方がもしいらっしゃったら参考にしてください。

まずMR05LNとPC/Macを以下の状態にします。
  • MR05LNは何も接続してない状態にしておく。
    無線LANやBluetoothによる接続がまったくない状態にしたほうがよいようです。1つでもあると、ペアリング手順が最後までできませんでした。
  • PCやMacは再起動しておく
    うまくいかない場合は、PCやMacも無線LANによる接続がない状態にしておく
そしてMR05LNで以下の操作をする
  1. 「設定」をタップ
  2. 「Bluetooth設定」をタップ
  3. 「Bluetoothペアリング」をタップ
  4. 「下記のBluetoothデバイス名に接続してください。aterm-XXXXXX」と表示されたら「OK」をタップ
  5.  「Bluetoothのペアリングをしています」と表示される
この状態でPC/MacなどからBluetoothのペアリングを試みるとうまくいくようになりました。


2017年5月7日日曜日

Can't locate configuration file /usr/local/etc/no-ip2.conf. (Try -c). Ending!

先日、noip.comを使ったダイナミックDNSサービスを利用する方法を書きました。
ダイナミックDNSについて
http://www.sakashita-net.jp/2017/04/dns.html
設定を変更する必要があり、設定ファイルを更新したところ、noipデーモンが次のようなエラーメッセージを出し、起動しなくなりました。
# /usr/local/etc/rc.d/noip start

Can't locate configuration file /usr/local/etc/no-ip2.conf. (Try -c). Ending!

#
sh -xで上記のシェルスクリプトを実行してみました。
# sh -x  /usr/local/etc/rc.d/noip start

+ limits -C daemon su -m noip -c 'sh -c "/usr/local/bin/noip2 -c /usr/local/etc/no-ip2.conf "'
Can't locate configuration file /usr/local/etc/no-ip2.conf. (Try -c). Ending!

#
最後にnoip2コマンドをsu -m noipでnoipというユーザーで実行しています。ふと気になって、設定ファイル
/usr/local/etc/no-ip2.conf
を確かめてみました。
# ls -l /usr/local/etc/no-ip2.conf
-rw-------  1 root  wheel  160  5月  7 21:55 /usr/local/etc/no-ip2.conf
#
所有者がrootで他のユーザーは読めません。つまりnoipユーザーではこの設定ファイルは読み込めません。なので上記のエラーメッセージになっていたようです。
# chown noip /usr/local/etc/no-ip2.conf 
#
ユーザをnoipにして再び実行するとうまくいきました。

2017年5月6日土曜日

FreeBSD 11からネットワーク経由でEPSON PX-504Aに印刷する

以前に次のようなことを書きました。
FreeBSD 9.1/9.2からネットワーク経由でEPSON PX-504Aに印刷する
http://www.sakashita-net.jp/2014/08/freebsd-9192epson-px-504aep-905f.html
新たにFreeBSD 11で同じようにEPSON PX-504Aへの印刷を設定しました。
インストールするものは、私の環境では以下のものでした。
$ sudo pkg install cups

$ sudo pkg install gutenprint

$ sudo pkg install gutenprint-foomatic

$ sudo pkg install foomatic-filters

$
FreeBSD 9.1/9.2とのときとはインストールするパッケージが増えています。前に何をインストールしたかによるのでしょう。なので、これ以外のパッケージが必要になるかもしれません。

次にcupsを起動するように設定します。
$ sysrc cupsd_enable="YES"
$ service cupsd start
$
cupsを他のホストのWWWブラウザで設定できるようにように
/usr/local/etc/cups/cupsd.conf
を設定します。
# cat /usr/local/etc/cups/cupsd.conf

# 「Upgrade Required when using the CUPS web interface
# from a remote machine」の警告抑止

DefaultEncryption Never

# 他のホストからWWWブラウザ経由でcupsの設定を可能にする
# Listen localhost:631
# Listen /var/run/cups.sock
# ->
Port 631

# Restrict access to the admin pages...
<Location /admin>
Order allow,deny
# 追加
Allow @LOCAL
</Location>

# Restrict access to configuration files...
<Location /admin/conf>
AuthType Default
Require user @SYSTEM
Order allow,deny
# 追加
Allow @LOCAL
</Location>
次にプリンタの追加です。
  1. cupshost:631をWWWブラウザで開く
  2. プリンタの追加を選ぶ
  3. 発見されたネットワークプリンター「EPSON PX-504A (EPSON PX-504A)」を選ぶ
  4. 「続ける」を選ぶ
  5. 「続ける」を選ぶ
  6. ドライバとして「Epson PX-504A Foomatic/gutenprint-ijs-simplified.5.2」を選ぶ。
このあと、a2psなどでPostScriptファイルを生成し、
$ /usr/local/bin/lpr -P EPSON_PX-504A  ファイル名
$
とすると印刷できるはずです。 プリンタはcups配下なので/usr/bin/lprではなくて、/usr/local/bin/lprコマンドを使う必要があります。

cupsの管理画面の「テストページの印刷」と「自己テストページの印刷」は動作しませんでした。

2017年5月5日金曜日

FreeBSD 11でのzfsのスナップショット

FreeBSD 11でスナップショットで取ったファイルが含まれる.zfsディレクトリを表示するには以下にようにします。
$ sudo zfs set snapdir=visible ZFS
$ zfs get snapdir ZFS
NAME PROPERTY VALUE   SOURCE
ZFS  snapdir  visible local
$
表示をやめるにはhiddenを設定します。
$ sudo zfs set snapdir=hidden ZPOOL
$
zfs listでスナップショット一覧を常に表示するようにするには以下のようにします。
$ sudo zpool set listsnapshots=on ZPOOL
$ zpool get listsnapshots ZPOOL

NAME  PROPERTY      VALUE SOURCE

ZPOOL listsnapshots on    local
$
やめるにはoffを設定します。
$ sudo zpool set listsnapshots=off ZPOOL
$

2017年5月2日火曜日

Windows 10では“Win+Shift+S” キーで任意の領域のスクリーンショットを撮ることができる

Windows 10では“Win+Shift+S” キーで任意の領域のスクリーンショットを撮ることがでるようになりました。この機能は知りませんでした。

これは、以下のWWWページで紹介されていました。
[Tip] Use “Win+Shift+S” Hotkey to Take Selected Area Screenshot in Windows 10
http://www.askvg.com/tip-use-winshifts-hotkey-to-take-selected-area-screenshot-in-windows-10/
文章も引用します。
You just need to press "Win+Shift+S" keys together and your computer screen will be covered by a white overlay. Now you can select any desired area of the screen using your mouse cursor. As soon as you release the cursor, the selected screen area screenshot will be automatically copied to clipboard.
MacOS Xでは”Shift+Command+4"でできます。
Mac でスクリーンショットを撮る方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT201361