2017年4月13日木曜日

続 Bash on Ubuntu on Windowsでmoshを使う

先日、以下のようなことを書きました
Bash on Ubuntu on Windowsでmoshを使う 
http://www.sakashita-net.jp/2016/09/bash-on-ubuntu-on-windowsmosh.html
手元のPCでWindows 10 Creators Update(バージョン1703、ビルド15063)へアップデートしてみたので、moshについて調べてみると以下のことがわかりました。
  1. Windows 10 Creators Updateをしても既存のBUW(Bash on Ubuntu on Windows環境(Ubuntu 14.04))はそのままで、アップデートされない
  2. BUWが入っていない状態でWindows 10 Creators Updateを行い、BUWをインストールするとUbuntuは16.04になる
  3. do-release-upgradeを使ってBUWを14.04を16.04にすることはできる
私は、BUWをインストールしていたので、Creators Updateを適用してからdo-release-upgradeをしてみたのですが、ライブラリの依存関係がいまいちになってしまいました。
そこで、Creators Updateを適用後にBUWをアンインストール(lxrun /uninstall)し、インストールし直しました(lxrun /install)。

そしてmoshです。以前はBUW向けに改変されたmoshを使っていたのですが、今回はapt-get install moshでインストールされるmoshでそのまま動きました。

ターミナルエミュレーターについてはBUWに付属するもので、ほぼ問題はありません。私が使った範囲で、気になった点は以下です。
  • 文字カーソルをブロックに設定していおいてもアンダーラインに戻ってしまうことがある
  • 反転の太字が灰色で描画されてしまうことがある
いつも使うには気になるので、 今回も以下のwsl-terminalを使うことにしました。
goreliu/wsl-terminal
https://github.com/goreliu/wsl-terminal/releases
書いている時点(2017年4月13日)での最新版をダウンロードし、フォルダC:\Users\ユーザー名\wsl-terminalに展開して使っています(Program Filesの下に置いてみたところ、うまく動きませんでした)。