2017年4月22日土曜日

MacOS Xでスクリーンロック

私にとっては不思議なことに、MacOS Xのデフォルトでスクリーンロックのショートカットが用意されていません。
よく紹介されているのは、「スクリーンセーバ解除にパスワードを要求」の設定で「すぐに」にしておき、ディスプレイをスリープするショートカット(Control-Shift-Ejectもしくは電源を押す)を使うというものです。ただ、私は、Mac miniでWindows PC向けのキーボードを使っているので、キーボードにEjectや電源ボタンがなく、この方法は利用できません。

そこで、
ちょっとした離席に便利なスクリーンロックをする様々な方法 
http://mac-tegaki.com/blog-entry-4446.html
で紹介されているキーチェーンからスクリーンロックする方法を使うことにしました。次のようにします。
  1. キーチェーンアクセスを起動
    「環境設定」→ 「メニューバーにキーチェーンの状況を表示」を選択
  2. メニューバーにキーチェーンのアイコンが表示される
  3. キーチェーンのアイコンをクリックしてメニューからスクリーンをロック

2017年4月18日火曜日

ダイナミックDNSについて

FreeBSDが動作するあるサーバーで、So-netのダイナミックDNSサービスであるルータ接続IDサービスを利用していました。ところが、これが2017年の8月で終了になるようです。
ルータ接続IDサービス サービス終了のお知らせ
http://www.so-net.ne.jp/info/2017/op20170317_0019.html


1.提供終了サービス
   ルータ接続IDサービス

2.サービス新規受付停止日
   2017年3月30日 15時

3.サービス提供終了日
   2017年8月31日
外部からアクセスする必要があるサーバーなので、代替のサービスが必要です。「FreeBSD ダイナミックDNS」で探してみたところ、次のWWWページを見つけました
noipのインストールと設定
http://freebsdnotesandtips.blogspot.jp/2014/07/noip.html
NO-IPはnoipというFreeBSD向けのクライアントがあるようです。なのでこれを使ってみることにしました。

まずはNO-IPのアカウントを作成して、ホスト名を割り当てます(よくあるメールアドレスとパスワード、そしてサービスにログインして設定というタイプです)。
次にnoipクライアントのインストールをします。これは上記のWWWページのようにすればできてしまいました。
「最後の設定ファイルを作っておけ」は私の場合は不要で、make confで必要な情報、ユーザーIDとパスワードなどを入れていけば、設定ファイルが生成されました。
# cd /usr/ports/dns/noip
# make conf
(cd /usr/local/etc && /usr/local/bin/noip2 -C)

Auto configuration for FreeBSD client of no-ip.com.

Multiple network devices have been detected.

Please select the Internet interface from this list.

By typing the number associated with it.
0       bge0
1       usbus0
2       usbus1
3       usbus2
4       usbus3
5       usbus4
6       usbus5
7       lo0
0      
Please enter the login/email string for no-ip.com  xxx.yyyyy@example.com
Please enter the password for user 'xxx.yyyyy@example.com'  ***********

Only one host [sakashita.ddns.net] is registered to this account.
It will be used.
Please enter an update interval:[30] 
Do you wish to run something at successful update?[N] (y/N)  ^M

New configuration file '/usr/local/etc/no-ip2.conf' created.

/usr/sbin/chown noip:noip /usr/local/etc/no-ip2.conf
/bin/chmod 0600 /usr/local/etc/no-ip2.conf
# /usr/local/etc/rc.d/noip status
noip is not running.
# /usr/local/etc/rc.d/noip start
Starting noip.
# /usr/local/etc/rc.d/noip status
noip is running as pid 495.
#

OCN モバイル ONEを法人+口座振替で契約する場合の問い合わせ窓口

OCN モバイル ONEを法人+口座振替で契約する場合の問い合わせ窓口についてです。自分が信じるようにガイダンスを選んでいくと違う窓口につながれてしまったので、以下にメモを残します。

電話番号は以下に載っています
https://mypage.ocn.ne.jp/ksupport/bill/payment_demand/

料金のお支払方法

料金のお支払い手続きには、便利な口座振替、またはクレジットカードのご利用をおすすめします。
OCN モバイル ONE/OCN モバイル エントリー EM/OCN モバイル エントリー EM LTEを単独でご契約のお客さまはクレジットカードでのお支払いとなります。
クレジットカードをお持ちでないなどの理由から口座振替でのお支払いをご希望のお客さまはカスタマーズフロントへご連絡ください。

 カスタマーズフロント
 ・フリーダイヤル:0120-506506
 ・受付時間:10:00~19:00(日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)は除きます)
こちらにかけると以下のガイダンスが流れます
  1. 契約中なら1、未契約なら2
  2. 未契約なので2を選ぶと、次に個人なら1、法人なら2と言われる
  3. 法人なので2!と思い、2を選ぶと間違いで、1を選ぶ(OCNモバイルONEは個人向けという前提があるため)
  4. 個人を選んだら、サービスの選択になり、OCNモバイルONEは2なのでこれを選ぶ
上で「OCN モバイル ONE」と書いてあるので、この番号はONCモバイルONE向けの番号かと思ったのですが、これはOCNサービス全体の問い合わせ窓口なのですね。

担当の方に「OCNモバイルONEを法人かつ口座振替で契約したい」と伝えると、データSIMなのか音声SIMなのかと訊かれました。音声SIMの場合は、別途、法人が実在することを証明する書類が必要になるためのようです。

データSIMが必要であることを伝えると、口座振替の申込用紙を送るということになりました。その後の手続は以下のようです。
  1. データSIMを別途購入しておく
  2. 口座振替用紙が届いたら記入しておく
  3. OCNモバイルONEから電話がかかってくるので、そのときにデータSIMに付属するシリアル番号などを伝える
  4. やがて開通する

2017年4月16日日曜日

MacOS X 10.11(El Capitan)でEmacsふうキー操作

すいぶん前にMacOS X 10.11(El  Capitan)でキー操作をEmacsふうにするツールの話を書きました。
keyhacのMac版
http://www.sakashita-net.jp/2015/10/keyhacmac.html
いつも使っているKarabiner(https://pqrs.org/osx/karabiner/index.html.ja)がEl Capitanではまだ動かないということなので、 このkeyhacを試してみたところ、動くようです。ただ、細かいところでは、違うところがあるので設定を見ないといけないようです。

Mac OS X用keyhacと、その設定は以下にあります。
Keyhac - Pythonによる柔軟なキーカスタマイズツール
https://sites.google.com/site/craftware/keyhac-ja


Windows の操作を emacs のキーバインドで行うための設定 (Keyhac版)
https://www49.atwiki.jp/ntemacs/pages/25.html

… … …
<2017/03/10 追記>
本設定をカスタマイズして Mac版を公開された方がいらっしゃいます。私は Mac を使わないので使用感が分からないのですが、Mac をお使いの方は是非お試しください。

    https://github.com/hiroxy/keyhac-config
… … …

タスクバーに登録したアプリケーションの名前に「(2)」がついてしまう

あるWindows 10が動作する一台のPCで、タスクバーに登録したアプリケーションの名前の末尾に「(2)」がついてしまうようになりました。
このアプリケーションを開くことはでき操作に支障はないのですが、いまひとつすっきりしないので調べてみました。まず、以下のような推測をしてみました

(2)とつくあたりからショートカットの名前なのだろう
となると、\Users\ユーザー名\AppDataフォルダの下に登録されているのでは?

そこで、エクスプローラで\Users\ユーザー名\AppDataフォルダの下を「(2)」で検索してみると
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar
というフォルダに該当のショートカットがあることがわかりました。

次に、上のフォルダ名の一部
AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar
を、検索エンジンで調べると次のWWWページを見つけました(一部を引用します)。
[ タスクバーのピン留めアプリの場所 ]
http://yakushima-tonbo.com/windows/Windows10/TaskBar_Pin/index.htm

ここにすべてのピン留めのショートカットあります。
ピン留めが外せなくなったらここのショートカットを削除することで
タスクバーから外されます。

"%AppData%\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar\"

環境変数の AppData には C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming
記憶されています。なので実際の場所は下記の通りになります。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer
\Quick Launch\User Pinned\TaskBar
このフォルダが目的のもののようです。
さらに、「タスクバー  (2)」で検索してみると、
システム開発の備忘録: Windows7のショートカットの名前が~(2)になる
http://sysdev-note.blogspot.jp/2013/05/windows72.html
それが今回紹介するショートカットの名前になぜか「(2)」が追加されます。中の数字は3以上になることもあるようです。
というWWWページを見つけました。このWWWページでも同じフォルダ名が紹介されていたので、確かなようです。

さっそく、
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar
にあるファイルをすべて消去して、再起動、そして、アプリケーションをタスクバーに登録してみると「(2)」は付きません。

2017年4月13日木曜日

Windows 10で保存されてる無線LANのパスワード(PSKなど)を確認する

ある無線LAN APのパスワードを忘れてしまいました。
そのため、 無線LANに接続したことがあるWindows 10のPCであれば、
そこには無線LANのパスワードが保存されているはずです。
調べてみると、以下のWWWページが見つかりました。
Wi-Fiのパスワードを忘れてしまったら
http://news.mynavi.jp/column/win10tips/075/
現在、接続してる無線LANであればGUIから確認できるのですが、
そうでない場合にはnetshコマンドが必要なようです。以下に、その方法を再掲します。
  1. cmd.exeを開く
  2. netsh wlan show profilesで保存されている無線LAN(SSID)の一覧が得られる
  3. netsh wlan show profile name="SSID" key=clearで、指定したSSIDのパスワードが表示される

続 Bash on Ubuntu on Windowsでmoshを使う

先日、以下のようなことを書きました
Bash on Ubuntu on Windowsでmoshを使う 
http://www.sakashita-net.jp/2016/09/bash-on-ubuntu-on-windowsmosh.html
手元のPCでWindows 10 Creators Update(バージョン1703、ビルド15063)へアップデートしてみたので、moshについて調べてみると以下のことがわかりました。
  1. Windows 10 Creators Updateをしても既存のBUW(Bash on Ubuntu on Windows環境(Ubuntu 14.04))はそのままで、アップデートされない
  2. BUWが入っていない状態でWindows 10 Creators Updateを行い、BUWをインストールするとUbuntuは16.04になる
  3. do-release-upgradeを使ってBUWを14.04を16.04にすることはできる
私は、BUWをインストールしていたので、Creators Updateを適用してからdo-release-upgradeをしてみたのですが、ライブラリの依存関係がいまいちになってしまいました。
そこで、Creators Updateを適用後にBUWをアンインストール(lxrun /uninstall)し、インストールし直しました(lxrun /install)。

そしてmoshです。以前はBUW向けに改変されたmoshを使っていたのですが、今回はapt-get install moshでインストールされるmoshでそのまま動きました。

ターミナルエミュレーターについてはBUWに付属するもので、ほぼ問題はありません。私が使った範囲で、気になった点は以下です。
  • 文字カーソルをブロックに設定していおいてもアンダーラインに戻ってしまうことがある
  • 反転の太字が灰色で描画されてしまうことがある
いつも使うには気になるので、 今回も以下のwsl-terminalを使うことにしました。
goreliu/wsl-terminal
https://github.com/goreliu/wsl-terminal/releases
書いている時点(2017年4月13日)での最新版をダウンロードし、フォルダC:\Users\ユーザー名\wsl-terminalに展開して使っています(Program Filesの下に置いてみたところ、うまく動きませんでした)。

2017年4月3日月曜日

JAL 国際線 777-300ERのW83構成での座席27H、27K

JALの国際線を利用していて、777-300ERのW83構成での座席でずっと不思議に思っていたことがありました。
機内座席配置 国際線 W84
http://www.jal.co.jp/aircraft/conf/777.html
エコノミーで2人席を指定しようとすると、この構成の場合、
  • 56A+56C
  • 56H+56K
  • 27H+27K
しか選択肢がありません。

56列については、団体客向けの場所なので通常のWWWサイトからではむつかしいかもしれませんが、旅行代理店を使うか、JGCの会員なら電話での予約を使えば、指定できる気がします。

27列のHとKについては、JALのWWWページを見ている限り、ここは空いたことがなく不思議に思っていました。たまたま、有楽町に行ったので、そこにあるJALのカウンターで、このことを訊いてみました。すると、
  • 事前開放していない
  • 当日、チェックインカウンターで相談して欲しい
  • WEBチェックイン時に空いているかもしれない
ということでした。

JALの国際線の場合、同じ777でも少し短い777-200ERのW61/W62構成の場合は、
機内座席配置 国際線 W61/W62
http://www.jal.co.jp/aircraft/conf/777er.html
のように、2-4-3配列なので2人席が多くあります。

2017年4月1日土曜日

FreeBSD 11でspeedtest.netを使ってインターネット接続回線の速度を調べる

最近、会社のインターネット接続回線の速度が遅くなってきました。
そこでサービスの変更などを検討する材料の1つにするために、接続回線の速度を定期的に計測しています。
ふだんは、
BETA SPEEDTEST
http://beta.speedtest.net
を使っているのですが、FreeBSDから測定できないかと思い、検索してみました。
cliでインターネットの速度計測(speedtest.net)
http://qiita.com/tukiyo3/items/78ab5a63aec20632c162
このWWWページのよれば、speedtest.net向けのPythonを使った計測ツールがあり、easy_installコマンドで簡単にインストールできるようです。
$ sudo easy_install speedtest-cli
パスワード:
Searching for speedtest-cli
Reading https://pypi.python.org/simple/speedtest-cli/
Downloading https://pypi.python.org/packages/d0/0a/58a7f08c498b2a4b582ab8aa6e1a7c45aa703fa3993a7a60bfc5a4e230c3/speedtest-cli-1.0.3.tar.gz#md5=dabf08c6250347e632c698897c1d2b47
Best match: speedtest-cli 1.0.3                                                           Processing speedtest-cli-1.0.3.tar.gz
Writing /tmp/easy_install-8Ge7SU/speedtest-cli-1.0.3/setup.cfg
Running speedtest-cli-1.0.3/setup.py -q bdist_egg --dist-dir /tmp/easy_install-8Ge7SU/speedtest-cli-1.0.3/egg-dist-tmp-uBRNac
zip_safe flag not set; analyzing archive contents...                                      Moving speedtest_cli-1.0.3-py2.7.egg to /usr/local/lib/python2.7/site-packages
Adding speedtest-cli 1.0.3 to easy-install.pth file
Installing speedtest script to /usr/local/bin
Installing speedtest-cli script to /usr/local/bin

Installed /usr/local/lib/python2.7/site-packages/speedtest_cli-1.0.3-py2.7.egg
Processing dependencies for speedtest-cli
Finished processing dependencies for speedtest-cli
計測してみます。
$ speedtest-cli
Retrieving speedtest.net configuration...
Testing from □□□ (xxx.yyy.zzz.140)...
Retrieving speedtest.net server list...
Selecting best server based on ping...
Hosted by at2wn (Yokohama) [24.99 km]: 15.599 ms
Testing download speed................................................................................
Download: 4.86 Mbit/s
Testing upload speed....................................................................................................
Upload: 17.42 Mbit/s
$
こんなものでしょうか。