2016年12月8日木曜日

FreeBSD 11のインストール(zfs root/mirrorの場合) - 1

FreeBSD 11でミラー構成のZFSから起動する設定でのインストール方法をまとめます。
  1. FreeBSD 11のインストールCDで起動
  2. 「Install」を選択
  3. 「Keymap Selection」で適切なものを選択(たとえば英語キーボードを使用している場合は「United States of America ISO-8859-1」)
  4. キーマップをテスト(「Test us.iso.kbd keymap」を選択)
  5. テスト後、Continue(「Continue with us.iso.kbd keymap」を選択)
  6. 「Set Hostname」でホスト名を設定
  7. 「Distribution Select」でインストールするコンポーネントを選択(必要に応じてdocやsrcを追加)
  8. 「Partitioning」で「Auto(ZFS)」を選択
  9. 「ZFS Configuration」で設定
    Pool Type/Disksでmirror
    Pool Nameでzhost00(他のホストに転送することを考えて、z+ホスト名+番号にしています)
    Force 4K Sectors?はYES
    Encrypt Disks?はNO
    Partition SchemeはGPT(BIOS+UEFI)
    Swap Sizeは0g(スワップはZFS上に設定)
    Mirror Swap?はNo
    Encrypt Swap?はNo
  10. 「>>Install 」を選択「Last Chance!」で「YES」を選択
  11. 「Changing local password for root」でrootのパスワードを設定
  12. 「Network Configuration」でネットワークインターフェイスにIPアドレスやDNSなどを設定
  13. 「Select local or UTC clock」で時計情報を設定(「No」を選択することが多いと思います)
  14. 「Time Zone Selection」で「Asia/Japan」を選択
  15. 「Time & Date」で時刻を設定
  16. 「System Configuration」で起動するデーモンを指定(必要に応じてntpdを追加、zfs上にswapを置とdumpdevは設定できないため、これは外す必要があります)
  17. 「System Hardening」では必要に応じて機能を選択(私は何も選択しませんでした)
  18. Add User Accountsではユーザーを追加(常にrootで作業すると間違ったときに被害が大きくなるため、この時点でインストール作業用のユーザーを追加)
  19. 「Final Configuration」で 「Exit」を選択
  20. 「Manual Configuration」では、今回はインストーラーでの作業は不要なので「NO」
  21. 「Complete」で「Reboot」(事前にインストールCDを外しておきます)
この後は、18で作成したユーザーからroot権限が使えるように設定します。