2016年8月31日水曜日

PASMOのオートチャージ用のクレジットカードを変更する

先日、PASMOのオートチャージ用のクレジットカードを変更する必要がありました。そして、その手続きについて検索エンジンなどで探したのですが、意外と見つけることができなかったので、ここにメモしておきます。

持っているクレジットカードは、「航空会社+銀行+鉄道会社+クレジットカードブランド」という4つのブランドが付いたものです。これの最後のクレジットカードのブランドを変更したために、PASMOのオートチャージ用のクレジットカードの登録も変更することになったのです。

新しいクレジットカードが届いたので、このクレジットカードを取り扱う鉄道会社の駅に行き、「PASMOのオートチャージ用のクレジットカードを変更したい」と伝えました。検索エンジンですぐに情報がわからないのと同じように、その駅でもただちにわからず、2人の駅員の方が相談されて、以下の様なことが必要であると指示されました。
  1. この駅の券売機を使って、現在、PASMOに設定されているオートチャージ用のクレジットカード情報を削除する
  2. 新たに、書面で新しいクレジットカードをPASMOのオートチャージで利用することを申し込む。この手続には最大で1ヶ月程度かかる
  3. クレジットカードによっては、書面ではなく、券売機で申し込むことができるが、やはり、手続きは最大で1ヶ月程度かかる
つまり、PASMOについてはオートチャージ用クレジットカードの変更という手続きはなく、いちど情報を削除し、新たに登録し直す必要がありました。また、PASMOだからといってどの鉄道会社の駅に行ってもよいわけではなく、そのクレジットカードを取り扱う鉄道会社の駅で尋ねる必要があります。実際、自宅の最寄りの別の鉄道会社の駅では「よくわからない」という回答でした。

p.s. その後、別件でクレジットカード会社に連絡することがあり、同様に訊いてみたところ、その場で回答を得ることができました。まずは、クレジットカード会社に相談したほうがよさそうです。

2016年8月29日月曜日

Windows 10が起動しなくなった時に回復ドライブを使って修復する

先日、Windows 10が動作するノートPCが起動しなくなりました。電源は入り、BIOS操作などはできますが、Windows 10が起動しません。Windows起動時にF8を押してセーフモードに入ろうとしたのですが、うまくいきません。

検索エンジンで調べてみると、回復ドライブを使う必要があるようです。
Windows 10にしても“回復ドライブ”さえあれば以前のOSに戻せます
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/359/359605/
今回の場合、このPCは回復ドライブを作成する前に起動しなくなったので、回復ドライブの用意がありません。困ってしまったのですが、検索エンジンでふたたび探してみると、他のWindows 10システムで回復ドライブを作成して(システムイメージを含める必要はありません)、この回復ドライブで起動すればよいようです。
試してみると、回復ドライブから起動することができ、以前のビルドに戻す操作をしたところ、Windows 10が起動するようになりました。

MacOS X(10.11) El Capitanでssh経由で画面共有を有効にする

先日、自宅のMac Miniを外出時に操作しなければならなくなりました。VPNで接続して画面共有で操作をしようと思ったのですが、なぜか画面共有が有効になっておらず、 操作できません。
コマンドライン(ssh)で画面共有を有効にできるかもと思いしらべてみたところ、以下のWWWページを見つけました。
How to enable OS X screen sharing from the command line
http://frightanic.com/apple-mac/enable-os-x-screen-sharing-command-line/
記述されていた手順を以下に引用します。
$ ssh <user>@<mac-without-screen>
$ sudo defaults write /var/db/launchd.db/com.apple.launchd/overrides.plist com.apple.screensharing -dict Disabled -bool false
$ sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.screensharing.plist

2016年8月20日土曜日

MacOS Xの入力行でカーソル直前の文字を消すキー操作

MacOS Xの入力行でカーソル直前の単語を消すキー操作をすぐに忘れてしまうので、こちらにメモします。
Option-Delete
頻繁に使えば覚えるのでしょうが、それほどの頻度でもないのがいけない感じです。

Emacsでは 
Esc-DEL
M-DEL
また、Ctrl-H
;; C-h = Backspace
(global-set-key "\C-h" 'backward-delete-char)
という設定で、backward-delete-charに設定している場合は、
Esc-Ctrl-H
M-Ctrl-H
でもカーソル直前の単語を消すことができます。

です。これはM-x describe-function backward-kill-wordとすれば、以下のように教えてくれます。

backward-kill-word is an interactive compiled Lisp
function in `simple.el'.


It is bound to <C-backspace>, M-DEL.

(backward-kill-word ARG)

Kill characters backward until encountering the
beginning of a word.

With argument ARG, do this that many times.
Bash/Readlineでは
Esc-Backspace
Esc-Ctrl-H
です。これはman bashとしてbackward-kill-wordを検索すると、以下のように教えてくれます。
backward-kill-word (M-Rubout)
        Kill the word behind point.  Word boundaries
        are the same as those used by backward-word.
shell-kill-word (M-d)
        Kill  from  point  to the end of the current
        word, or if between
        words, to the end of the next word. Word
        boundaries  are  the
        same as those used by shell-forward-word.
shell-backward-kill-word (M-Rubout)
        Kill  the  word  behind  point. Word boundaries
        are the same as those used by
        shell-backward-word.
 ただし、GUI環境でのDeleteBackspaceCtrl-Hなどキー入力は設定によって、Deleteを押してもBackspaceの動作になったり、その逆のこともあるので注意が必要です。たとえば、MacOS XのTerminal.appでは以下のような設定画面でDeleteキーを押すと、Ctrl-Hを出力するようにすことができます。

2016年8月8日月曜日

Git Bashでssh-agentを動かす

私は、
minttyでのショートカット
http://www.sakashita-net.jp/2015/10/mintty.html
で書いたように、WindowsでUnixのシェル環境を使うために、以下を参考にGit for Windowsをインストールして使っています。 
msysgit で日本語を使いたい
http://qiita.com/kumazo@github/items/2169e1ee7be278f82b94
ターミナルエミュレータであるminttyでsshを使うときに、ssh-agentの設定をすれば、パスフレーズを何度も入力しなくても済むようになります。

このときの設定は、
SSH小技集: SSH Agent
http://techblog.clara.jp/2014/07/ssh-agent/
を参考にして、.bashrc/.bash_profileに以下のように記述しています。
SSH_ENV=$HOME/.ssh/environment

function start_agent {
  ssh-agent > $SSH_ENV
  chmod 600 $SSH_ENV
  . $SSH_ENV > /dev/null
  # ssh-add
}

if [ -f $SSH_ENV ]; then
  . $SSH_ENV > /dev/null
  if ps ${SSH_AGENT_PID:-999999} | grep ssh-agent$ > /dev/null &&
     test -S $SSH_AUTH_SOCK; then
    # agent already running
    :
  else
    start_agent;
  fi
else
  start_agent
fi

2016年8月5日金曜日

Windows10でWindows7ふうのバックアップシステムである「[バックアップと復元]に移動(Windows7)」を無効にする

Windows10では、ファイル履歴の他に、Windows7にあったバックアップシステムも利用で訊きます。ただ、これは一度設定してしまうと、その解除ができず不便に感じていました(メニューからできるのは、スケジュールしないようにするだけです)。

調べてみると、同じように感じる人がいるようで、その方法が公開されていました。
Windows 7 のバックアップ
http://pasofaq.jp/windows/admintools/backup.htm
GUIからはできずレジストリの設定を削除する必要があります。以下に、レジストリを削除する部分を引用します。
なお、バックアップの設定は全ユーザー共通で、レジストリの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsBackup
の下に保存されています。初期設定では WindowsBackup の下に値やキーはないので、バックアップの設定を初期化したいならば、WindowsBackup 以下のキーをすべて削除します。