2015年8月9日日曜日

続・Microsoft Surface Pro 3に接続したBluetoothキーボードの反応が悪い

先日、以下のようなことを書きました。
Microsoft Surface Pro 3に接続したBluetoothキーボードの反応が悪い
その後、Surface Pro 3をWindows 10にアップデートしたところ、似た症状が再発しました。前回よりは少しましですが、やはりキーボード入力には気になる感じです。

もう一度、検索エンジンで調べてみると次のような投稿を見つけました。
無線マウスはUSBセレクティブサスペンドを無効じゃ
https://woresite.jp/2013/02/01/062423.html
この記事に従って必要なデバイスについてUSBセレクティブサスペンドを無効にしてみます。

USBセレクティブサスペンドの動作については、
USB のセレクティブ サスペンドについて
で以下のように解説されています。
親デバイスを管理しているデバイス スタックは、そのすべての子が低電力状態になるまで、低電力状態に移行できません。子デバイスが稼働状態である場合、通常、その親デバイスも稼働状態であ る必要があるためです。たとえば、USB デバイスがハブ経由で接続されている場合、転送が正常に完了するには、ハブが稼働状態である必要があります。
子デバイス スタックがすべて低電力状態になれば、親デバイス スタックも低電力状態に移行できます。このように、デバイスのツリーでは、最初にリーフ ノードが低電力状態になり、次にその親ノードが低電力状態になります (ノードがアイドル状態であると仮定した場合)。それ以降も、ツリーのルートが低電力状態になるまで同様に処理されます。前に説明したスリープ解除メカニ ズムも、このノードの各レベルで繰り返されます。あるデバイスが稼働状態になるには、そのデバイスとルートとの間にあるすべてのノードが稼働状態になる必要があります。
本来であれば、bluetoothキーボード、もしくはこれに直近のデバイスでUSBセレクティブサスペンドを無効にすればよいはずなのですが、うまく動いていないように思えます。
そこで、デバイスマネージャーで表示から「デバイス(接続別)」を選び、接続されているbluetoothキーボードを探します。
私の構成では以下のようになっていました。
surface pro 3 → ACPI x64-based PC → Microsoft ACPI-Compliant System → PCI Express ルート コンプレックス → Intel USB 3.0 eXtensible Host ControllerUSBルートハブ(xHCI)Marvell AVASTAR Bluetooth Radio Adapter → Microsoft Bluetooth Enumerator → Lenovo BT Interface Device(HID)/ThinkPad Compact Bluetooth Keyboard with TrackPoint
上記のデバイスのうち、太字にしたものについて、そのプロパティから「電源の管理」タブを選び、
「電力の節約のために、このコンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」
のチェックを外しました。
この記事を書く範囲では、気にならない程度になった気がします。