2013年の4月頃から、使用しているThinkPad x121eが突然落ちてしまい、再起動時にも、内蔵のディスクにアクセスしては止まりことを何度も繰り返して、起動できないという状況が発生するようになりました。
バッテリやメモリなど簡単に交換できるものを取り替えたり、OSを再インストールしたりしましたが改善されず、
しばらく使用しないでいました。最近になり、ふと気になって使ってみると、やはり、突然電源が落ちてしまいます。
検索エンジンなどを使って情報を探してみると、以下のWWWページが見つかりました。
ThinkPad X121eで電源が落ちる件
( http://o-sup.jp/blog/blogteck/247-20131017thinkpad.html )
この中の以下の記述:
マザーボードを交換後、2日ばかりは何の問題も起きてませんでしたが、ThinkPadのアップデートユーティリティーを導入し、全てのドライバ、ユーティリティー、Windows更新ファイルを適用したところ、再び電源が落ちるようになりました。をみて、ハードウェアの問題ではないように感じ、いろいろと試してみました。
すると、バッテリ駆動で使っていると症状が出ないことに気が付きました。そこでバッテリ使用時と、ACアダプタ使用時で省電力設定の違いを見てみると、
省電力マネージャー→システム設定→CPU最大速度
が
- バッテリ使用時: 自動
- ACアダプタ使用時: 最高速
となっています。そこでACアダプタ使用時も
この設定をしてから1週間ほど使っていますが、突然落ちてしまうことはなくなりました。CPU最高速度: 自動
<追記 - 2014/5/31>
5月になり気温が高めになったためか、たまに落ちてしまうようになりました。そのため、ThinkPad Fan Controller をインストールし、ファンの回転数を高めにしてみました。具体的にはTPFanControl.iniファイルの設定で40度から60度の間でファンの回転レベルを5,6,7としました。
Level=40 51週間ほどこの設定で使ってみて、今のところ落ちなくなりました。また温度を観測できるので突然落ちてしまうとき原因がわかるかもしません。
Level=55 6
Level=60 7
以下のWWWページで解説があります。