2016年4月21日木曜日

続・WindowsでDVD-Rドライブに書き込むことができない

先日、書いた
WindowsでDVD-Rドライブに書き込むことができない
http://www.sakashita-net.jp/2016/04/windowsde.html
は私の勘違いでした。現象としては発生することがあるようですが、私の場合には、はっきりとした原因がありました。

このPCにリモートデスクトップクライアントでアクセスすると、そのセッション内ではDVD-Rドライブへの書き込みが無効になります。同時に、別のリモート接続ソフトウェアでアクセスすると、リモートデスクトップ接続が有効な間は、やはりDVD-Rへの書き込みが行えず、書き込み機能が無効になったように勘違いしてしまいました。

これは仕様のようです。
リモート接続で CD または DVD に書き込む
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/burn-a-cd-or-dvd-over-a-remote-connection
説明を以下に引用します。
リモート デスクトップ接続を使用してリモート コンピューターに接続し、Windows エクスプローラーまたは Windows ディスク イメージ書き込みツール (ISO ディスク イメージ ファイルからディスクを書き込みたい場合) を使用して CD または DVD に書き込むことができます。ただし、リモートセッションでディスクを書き込めるようにするには、次のローカル グループ ポリシーの設定が有効になっている必要があります。
知りませんでした。

2016年4月20日水曜日

WindowsでDVD-Rドライブに書き込むことができない

追記

DVD-Rドライブに書き込めない現象の原因がわかりました。以下で原因を書きました。
続・WindowsでDVD-Rドライブに書き込むことができない
http://www.sakashita-net.jp/2016/04/windowsdvd-r.html

最近、HP Compac Elite 8300 US
HP Compaq Elite 8300 US/CT
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/businesspc/product/desktop/8300us/index.html
にWindows 10 Proをインストールし、動作するかを見ていると、DVD-Rドライブに書き込めないことに気が付きました。

WindowsでDVDへの書き込み手順を調べて見ると、DVDドライブを右クリックして現れるメニューからプロパティを表示させると、「書き込み」というタブがあると記述されています。
HP PC - ファイルをディスクに保存 (Windows 10、8)
http://support.hp.com/jp-ja/document/c03520699
(こちらは英語の記述ですが、WWWページの最後に「Recording」というタブがあるのがわかります)
このPCで見てみると、確かにありません。

そこで手持ちのDVD書き込みソフトウェアをインストールしてみましたが、症状は改善されません。またこの書き込みソフトウェアを起動してみると、「書き込めるドライブがない」などと言われ、書き込めません。
RecordNow! レコーダーが検出されません
http://pc725.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/recordnow-0de5.html
確かに、このWWWページでも似た症状が報告されています。ここでふと思いついてDVD書き込みソフトウェアをアンインストール、再起動すると、「書き込み」タブが現れ、書き込めるようになりました。

この件、もう少し調べてみると、ときどき起こる現象のようですが、決まった回避策はないようです。以下のWWWページが参考になるかもしれません。
CDドライブのプロパティに書き込みタブがない
http://pc725.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/cd_36ae.html
また、この件で調べていると、DVD関連のTIPSを見つけました。
[Windows10] ディスクイメージ書き込みツールを復活させる
http://so-kai-app.sakura.ne.jp/blog/1087/2015/11/04/
これは以下のような場合への対処方法です。
Windows 7では .iso ファイル(ディスクイメージ)を右クリックして [ディスク イメージの書き込み] をクリックすれば、簡単にDVDへ書き込むことが出来ました。
しかし Windows7 を Windows10 に無償アップグレードしたとき、右クリックのコンテキストメニューから [ディスク イメージの書き込み] が消えてしまいました。
.isoファイルに対して「C:\Windows\System32\isoburn.exe」を結びつければよいようです。

2016年4月18日月曜日

Microsoft Office Home & Business 2016の64ビット版をインストールする

Microsoft Office Home & Business 2016は32ビット版が提供されています。しかし、デフォルトでは32ビット版がインストールされるようになっています。64ビット版は、わざわざユーザーがオプションを選ばないとインストールできません。32ビット版がデフォルトになっているのは、64ビット版にいくつかの制限があるからのようです。
64 ビット版の Office の制限事項
https://support.office.com/ja-jp/article/Microsoft-Office-%E3%81%AE-32-%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E7%89%88%E3%81%A8-64-%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E7%89%88%E3%82%92%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%99%E3%82%8B-2dee7807-8f95-4d0c-b5fe-6c6f49b8d261#BKMK_Limitations64bit
以下に引用します。
場合によっては、64 ビット版の Office はパフォーマンスが向上することがありますが、次の制限事項があります。
  • ActiveX コントロールのライブラリである ComCtl コントロールを使用するソリューションは動作しません。開発者には、これを回避し、64 ビットのソリューションを提供するさまざまな方法があります。
  • サードパーティの 32 ビットの ActiveX コントロールとアドインは動作しません。ベンダーはこれらの 64 ビット版のコントロールを作成する必要があります。
  • Declare ステートメントが含まれる Visual Basic for Applications (VBA) は、更新されていないと、64 ビット版の Office では動作しません。
  • 明確に 64 ビット版の Office 用に記述されている場合を除き、.MDE ファイルや .ACCDE ファイルなどのコンパイル済み Access データベースは動作しません。
  • SharePoint では、リスト ビューは使用できません。
32 ビット版の Office で使用している特定のアドインは 64 ビット版の Office では動作しない場合があり、またその逆も同じです。 心配な方は、新しくインストールする前に現在のバージョンの Office を確認してください。 64 ビット版の Office を使用したアドインのテストを検討するか、開発元から 64 ビット版のアドインが提供されているかどうかを確認します。
Microsoft Office Home & Business 2016の64ビット版のインストール方法は、以下のWWWページに記述があります。
Microsoft Office の 32 ビット版と 64 ビット版を選択する
https://support.office.com/ja-jp/article/Microsoft-Office-%E3%81%AE-32-%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E7%89%88%E3%81%A8-64-%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E7%89%88%E3%82%92%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%99%E3%82%8B-2dee7807-8f95-4d0c-b5fe-6c6f49b8d261
手順の部分を引用します。
  • ホーム ユーザーの方は、 アカウント ページにサインインして、[インストール]、[言語とインストールのオプション]、[その他のインストール オプション]、[Office (64 ビット)]、[インストール] の順に選びます。または、ディスクから "x64" フォルダーに移動して、Setup.exe をダブルクリックします。
具体的には以下のようにします。

まずMicrosoft Office Home & Business 2016の販売は基本的にはオンライン販売のみで、購入するとダウンロード先のURLとプロダクトキーが通知されます。 このダウンロードのためのWWWページでマイクロソフトアカウントを使ってログインします。すると、以下のような画面になります。
 ここの「言語とインストールのオプション」をクリックします。
さらに「追加のインストールオプション」をクリックします。
「バージョン」の欄で「Office - 32ビット(推奨)の部分をクリックします。
そして「Office - 64ビット」を選び、「インストール」をクリックします。
ダウンロードが始まるのしばらく待ちます。 
 終了すると、Setup-X64j-ja-JP…といったいかにも64ビット版に見えるファイルがあるはずです。あとは、このファイルを実行してインストールします。

2016年4月13日水曜日

MacOS X(10.9/10.10)でFirefox 45.0.2がクラッシュする

キャッシュの削除などしたため、Firefoxがうまく終了できない症状は、今のところ、でなくなりました。
続・MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できない
http://www.sakashita-net.jp/2016/04/macos-x1091010firefox.html
MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できないhttp://www.sakashita-net.jp/2016/03/macos-x1091010firefox.html
 原因かと思っていたTrusteerを再度、インストールしたところ、今度は、Firefoxがときどき、落ちてしまうようになりました。

なんだろうと思い、 以下のWWWページの説明に従ってクラッシュレポートを見てみました。 
クラッシュを解決する助けを得る
https://support.mozilla.org/ja/kb/firefox-crashes-troubleshoot-prevent-and-get-help#w_agceccaiccacdcgjaoaooeaaacauao
すると関連あるBugがある表示されています。
この「1255026」を開いてみると、Trusteerと関係があると書かれています。
Bug 1255026 - Crashes in Trusteer Rapport code in both Firefox 44 and 45
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1255026

This bug may be connected with bug 1254527 but the crashes tracked here are in the trf.dll/rapportutil.dll themselves as are happening with both Firefox 44 and 45 (possibly more) - also they happen only in one recent version of the Trusteer Rapport software, with TRF.dll 5.11.29.5 and RapportUtil.dll 3.5.1507.113:
あまりによく落ちるようならTrusteerをまたアンインストールしようと思います。

続・MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できない

先日、以下のようなことを書きました。
MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できないhttp://www.sakashita-net.jp/2016/03/macos-x1091010firefox.html
しかし、上記で書いたTrusteerを使わない、再インストールなどでは症状は収まらず、原因は別のところにあると思われました。

またいろいろと検索エンジンで対処方法を探してみると、どのWWWページで見かけたのかを覚えていないのですが、ハードウェアアクセラレーションを無効にし、キャッシュを削除すると改善するかもしれないという記述を見かけました。さっそく、2台のMac Miniで動作するFirefoxについて設定したところ、この2日間は改善したように思えます。

以下が手順です。
  1. 設定→詳細→一般を開く
  2. 「ブラウズ」という項目の「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する」のチェックを外す

  1. 設定→詳細→ネットワークを開く
  2. 「キャッシュされたWebページ」という項目の「今すぐ消去」をクリック
  3. その下にある「キャッシュサイズを制限する」をチェックし、その下で「ページキャッシュとして0MBまで使用する」と設定する
  4. 「オフラインWebページとユーザーデータ」という項目の「今すぐ消去」をクリック
  1. 設定→プライバシーを開く
  2. 「履歴」という項目で「Firefoxに記録させる履歴を詳細設定する」を選ぶ
  3. その下にある「Firefox終了時に履歴を消去する」をチェック
  4. その横にある「設定…」をクリック
  5. 現れた「Firefoxの終了時には次のデータを自動消去する」画面で、「キャッシュ」と「Webサイトのオフライン作業用データ」をチェックする(他の項目は必要に応じてチェック、もしくはチェックを外してください)

   

2016年4月11日月曜日

Logicool M560をMacOS X + Karabinerで使う

Mac Mini(MacOS X 10.10/Yosemite)でLogicool M560
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/wireless-mouse-m560
を使おうとした時のことです。ボタンのカスタマイズソフトウェアであるLogicool Control Center for Macintosh OS X
http://support.logicool.co.jp/ja_jp/software/logitech-control-center-for-macintosh-os-x
でボタンをカスタマイズしようとしたのですが、このマウスには対応してない言われ、カスタマイズすることができません。M560の中央のスクロールホイールボタンの左右、もしくは右親指あたりにある「進む」・「戻る」ボタンで、WWWブラウザの履歴操作(進む・戻る)をしたかったのです。

調べてみると、スクロールホイールボタンの左右については、これらはマウスの第4、第5ボタンになっているらしく、これをなんとか設定すればよいようです。
Mac OS XでMouse Button4/5をブラウザの戻る/進むにマップする
http://memo.digitune.org/2014/1129/
私は、すでにKarabina
https://pqrs.org/osx/karabiner/index.html.ja
は使っているので設定をするだけです(私は英語キーボードを使っていますが、日本語キーボードだと設定が違うかもしれません)。

KarabinerのPreference→Change Keyにある「Pointing Device→Button to Key→Use Button4 and Button5 as Back/Foward」の「Set 1」を選びます。
試してみると動きます。
ついでにもう少し調べてみると、
logitech_m560.xml 
https://github.com/tekezo/Karabiner/blob/master/src/core/server/Resources/include/checkbox/devices/logitech_m560.xml
というKarabinerのM560用の設定が見つかります。Preferenceから見てみると、
For Logitech Devicesの下の方に「Logitech M560 mouse Support for extra buttons」というがあります。
さっそく有効にしてみましたが、うまく動きません。

Preferenceの Misc&Uninstallタブにある「Launch EventViewer」を使ってみてみると、ボタンのイベントがブラウザの履歴の進む・戻るのショートカットキーに変換されていません。

KarabinerのM560の設定を見てみました。
  1. アプリケーションフォルダのKarabierを右クリックし、「パッケージの内容」を選ぶ
  2. /Applications/Karabiner.app/Contents/Resources/include/checkbox/devices/logitech_m560.xmlを参照する
すると
<device_only>DeviceVendor::LOGITECH, DeviceProduct::LOGITECH_USB_RECEIVER</device_only>
      <autogen>
        __KeyToKey__
        KeyCode::COMMAND_R,
        KeyCode::CURSOR_RIGHT, ModifierFlag::COMMAND_L
      </autogen>
とあるように、確かにCmd-RキーをCmd-L+→に変換しています。

よく見ると、
<device_only>DeviceVendor::LOGITECH, DeviceProduct::LOGITECH_USB_RECEIVER</device_only>
で、キーが発生したデバイスを限定していますが、これがうまくないのかのしれません。ファイル
/Applications/Karabiner.app/Contents/Resources/deviceproductdef.xml
で定義されているDeviceProductを見てみます。
  <deviceproductdef>
    <productname>LOGITECH_USB_RECEIVER</productname>
    <productid>0xc52b</productid>
  </deviceproductdef>

0xc52bというデバイス番号のようです。 

先ほど使った「Launch EventViewer」のDevicesタブで見てみると、このUSB ReceiverのIDの他にUnifing DeviceというIDもあります。
そこで、Karabinerのカスタマイズ用xmlファイルである
/Users/<ユーザー名>/Application Support/Karabiner/private.xml
に先ほどの以下のようなlogitech_m560.xmlを少し改変したものを入れていみると、うまく動くようになりました。
<?xml version="1.0"?>
<root>
  <deviceproductdef>
    <productname>M560x</productname>
    <productid>0x402D</productid>
  </deviceproductdef>

  <item>
    <name>Logitech M560x mouse</name>
    <appendix>Support for extra buttons</appendix>
    <item>
      <name>Forward Button to Browser Go Forward</name>
      <appendix>Button on the left side of M560x</appendix>
      <identifier>device.logitech.m560x.browser.goforward</identifier>
      <device_only>DeviceVendor::LOGITECH, DeviceProduct::M560x</device_only>
      <autogen>
        __KeyToKey__
        KeyCode::COMMAND_R,
        KeyCode::CURSOR_RIGHT, ModifierFlag::COMMAND_L
      </autogen>
    </item>

    <item>
      <name>Back Button to Browser Go Back</name>
      <appendix>Button on the left side of M560x</appendix>
      <identifier>device.logitech.m560x.browser.goback</identifier>
      <device_only>DeviceVendor::LOGITECH, DeviceProduct::M560x</device_only>
      <autogen>
        __KeyToKey__
        KeyCode::D, ModifierFlag::COMMAND_L,
        KeyCode::CURSOR_LEFT, ModifierFlag::COMMAND_L
      </autogen>
    </item>

    <item>
      <name>Home button (under the wheel) to Mission Control</name>
      <appendix>Button in the middle of M560x under the wheel</appendix>
      <identifier>device.logitech.m560x.osx.missioncontrol</identifier>
      <device_only>DeviceVendor::LOGITECH, DeviceProduct::M560x</device_only>
      <autogen>
        __KeyToKey__
        KeyCode::OPTION_L, KeyCode::COMMAND_L,
        KeyCode::CURSOR_UP, ModifierFlag::CONTROL_L
      </autogen>
    </item>
  </item>
</root>

2016年4月5日火曜日

mGig/NBASE-T

次のブログに以下のような記事が載っていました。
[第1回]既設ケーブルで1Gbpsから2.5G/5Gbpsへ、11acのボトルネックを解消
http://wnyan.jp/4236
うちも宅内LANはCAT7で組みたかったんですが、ハウスメーカー側の検査基準上、当時ドラフトだったCAT7は導入できず、CAT6にせざるを得な かったんですが、こういう規格が出てきてくれると助かりますね。スイッチは自分で交換できるように作ったので、それだけ取り替えればとりあえず5Gbps までは対応できそうです。まあ、距離が最長でも20mなので、10Gも通しちゃえば通りそうですけどね。
既存のEthernetケーブルで5Gbpsでの通信が可能になるようですが、私にとっては初めての情報なので調べてみました。規格などのキーワードが出ていないので、「2.5G 5G」というキーワードで検索をしてみると以下のWWWページを見つけました。
1Gビットの次は10Gビットじゃない? 崩れつつあるイーサネットの常識
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/061500296/?ST=network&P=1
これは2015年6月19日の記事で、
伝送速度2.5Gビット/秒の「2.5Gビットイーサネット」(2.5GE)と、5Gビット/秒の「5Gビットイーサネット」(5GE)が登場している。これらは総称して「マルチギガビットイーサネット」とも呼ばれる。
とあります。情報が微妙に少ないので、こんどは「2.5Gbps 5Gbps」で探してみます。
mGig/NBASE-T による既設 Cat5e ケーブルを流用した高速化
https://www.netone-pa.co.jp/blog/?p=1232
もう少しわかりやすくまとめられていました。
mGig という Cat5e 以上のケーブルを利用して、2.5Gbps / 5Gbps の通信速度を実現しようというものです。
標準化団体としては、以下の2つがあるのですね。
さらに「mGig Cisco」で探してみると、
Cisco Catalyst Multigigabitテクノロジー(mGig)
http://netserc.blog63.fc2.com/blog-entry-433.html
では、安い目のスイッチであるCisco 891-24Xも対応しているとあります。

今日(2016年4月5日)の時点での価格をみてみると完売でしたが30万弱のようです。