2016年3月28日月曜日

「Microsoft Visual C++ 2012 Update 4 再頒布可能パッケージの更新プログラム (KB3119142)」が繰り返しインストールされる

64ビット版Windows 10が動作するPCでふと更新履歴を確認すると、「Microsoft Visual C++ 2012 Update 4 再頒布可能パッケージの更新プログラム (KB3119142)」が繰り返しインストールされていました。
よくあることなのか、「KB3119142」で検索するとこの問題の報告と対処がたくさんみつかります。たとえば、以下の記事があります。
1/13 アップデートのKB3119142が繰り返し実行される
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-update/113/13907adc-c0bd-40af-8c67-33a6e12c6ad7
KB3119142自体の説明
Microsoft Visual C++ 2012 Update 4 の再配布可能パッケージ用の更新プログラム
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3119142
の「この更新プログラムの既知の問題」にも、日本語が謎ですが、以下のように問題と修復方法が記述されています。
マイクロソフトでは、10 の Windows ユーザーが受信している Microsoft Update からの KB3119142 からの複数の提供更新プログラムが正常にインストールされているマークされている場合でも認識しています。マイクロソフトは、この問題に対処中です。それまでは、KB3119142 からの複数の提供を受信しているお客様がこの問題を回避するのには以下の方法を実行することをお勧めします。
わたしは、ここにある「方法1」を行うことで、KB3119142が繰り返しインストールされなくなりました。回避方法を以下に引用します。
  • 方法 1
    1. [コントロール パネル]、[プログラム] でプログラムのアンインストールをクリックします。
    2. プログラムの一覧で、システムのアーキテクチャによってMicrosoft Visual C++ 2012年再頒布可能な (X64)-11.0.61030またはMicrosoft Visual C++ 2012年再頒布可能な (X86)-11.0.61030を見つけます。
    3. エントリ名を右クリックし、し、[変更] をクリックします。
    4. [設定の変更] ダイアログ ボックスで、[修復] をクリックします。
    5. 修復プロセスが完了、する場合はこれを行うには、コンピューターを再起動します。
  • 方法 2
    1. Microsoft Visual C++ 2012年再頒布可能なため、次のマイクロソフト ダウンロード センター web サイトからインストーラーを起動することによって変更のセットアップの修復機能を実行します。
      https://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=30679
    2. [設定の変更] ダイアログ ボックスで、[修復] をクリックします。
    3. 修復プロセスが完了、する場合はこれを行うには、コンピューターを再起動します。

2016年3月27日日曜日

ESTAとAPC

インターネットを利用して、米国入国時に必要なESTA(電子渡航認証システム/Electronic System for Travel Authorization)を有効期限を確認している時に、以下のような記事をふと見つけました。
ロサンゼルス国際線ターミナル、日本人も自動入国審査端末の利用が可能に
http://flyteam.jp/news/article/41279

ロサンゼルス国際空港のトム・ブラッドレー国際線ターミナルに2014年9月24日、新たに40台の自動入国審査端末(Automated Passport Control/APC) が設置されました。これにより、海外からアメリカに到着した旅行者の入国審査手続きのスピードアップが期待されます。
米国入国時の審査が迅速になるようです。
海外から到着したアメリカ人、カナダ人、電子渡航認証システム(ESTA)プログラムの対象となる38カ国のビザ免除国からの渡航者は、新たに設置された APC端末を利用することができます。ESTAの対象となっている日本国籍のパスポート保有者もその対象です。APC端末を利用し、税関申告書と入国カー ドを電子的に提出すると、アメリカ税関・国境取締局(CBP)係官の審査時間を短縮できます。
このAPCが設置、運用されている空港を調べてみました。
Automated Passport Control (APC)
http://www.cbp.gov/travel/us-citizens/automated-passport-control-apc
このWWWページのLocationsの項に一覧があります。私が行きそうな空港にはすでに設置されているようです。

2016年3月23日水曜日

MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できない

追記(2016年4月5日)

その後、うまく終了できなくなり、今度はTrusteerをアンインストールして試しています(アンインストーラーはrapport.dmgファイルに含まれています)。

追記(2016年4月13日)

Trusteerが原因ではなかったようです。Firefoxのキャッシュを消去、キャッシュを使用しないようにしたところ、この2日間はうまくいっています。設定などは以下に書きました。
続・MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できない
http://www.sakashita-net.jp/2016/04/macos-x1091010firefox.html
ここ数ヶ月の間、MacOS X(10.9/10.10)でFirefoxがうまく終了できないずに困っていました。終了させようとすると長い時間がかかった後、異常終了のダイアログウィンドウが表示されていました。いくつか、以下のような対策をしてみましたが効果はありませんでした。
  • 最新版を使う
  • ショートカットキーを使わずにメニューから終了させる
  • 「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する (可能な場合)」を無効する
  • Flashなどのアドオンを使わない
最近になり、新しいPCにTrusteer
IBM Security Trusteer
http://www-01.ibm.com/software/jp/info/trusteer/
http://www.trusteer.com/ja/support/rapport-installation-links
というオンラインバンキング用のセキュリティ対策ソフトウェアをインストールしようとして、ダウンロードサイトを探していると、ふと次のような検索結果が目に止まりました。
Trusteerを使うとChromeで不具合が出るようです。もしかしてと思い、使っているMacでTrusteerを停止させてみるとFirefoxが正しく終了できるようになりました。となるとTrusteerの設定が、バージョンの問題なのかもしれません。そこで、Trusteerの設定を見てみると、「Display Rapport icon in the browser address bar」というオプションに気が付きました。これを無効にしてTrusteerを動作させてみると、うまく終了できます。ただ、長い時間使った後に終了できない傾向にあるので、これが正解なのかはよくわかりません

念のために、Trusteerのサイト
TrusteerRapportではどのようなブラウザーおよびオペレーティングシステムがサポートされますか?
http://trusteer.force.com/PKB/articles/ja/FAQ/supported-platforms/p
で確認すると、使っているMacOS XとFirefoxのバージョンはサポートされています。なので、Trusteerをアンインストールし、最新版を再インストールをしました。

今のところ、Firefoxはうまく終了できるようになりました。

HP Compaq Elite 8300 USのACアダプタが断線しそうになっていました

使っているHP Compaq Elite 8300 US(仕様: http://h50146.www5.hp.com/products/desktops/old/8300_usct/ )をふと見てみると、以下の写真のようにACアダプタのケーブルが断線しそうになっていました。
ACアダプタ
DC出力側の被覆が切れてしまっています






DC側のケーブルをきつく曲げて使っていたわけでもないのですが、このようになってしまいました。性能からはまだ使えるのですが、少し怖いので新しいPCと置き換えることにしました。ACアダプタはamazon.co.jpなどで新たに購入できるようです。

2016年3月18日金曜日

MacOS XでPCL対応のレーザープリンタに印刷する

OKIデータのPostScript対応カラーレーザープリンタでは、PCLにも対応しているにもかかわらず、MacOS XについてはPostScriptのプリンタドライバしか提供されていません。WindowsではPCLプリンタドライバも提供されています。

ふだんの印刷にはPostScriptだけで十分なのですが、たまにPostScriptの互換性の問題なのか印刷できないことがあります。また、たくさんの画像データがある文書を印刷する場合、非常に時間かかることがあります。そのようなときには、WindowsからPCLプリンタドライバを使って印刷するとうまく印刷できることが多く、より高速に印刷できます。

もちろん、MacOS XからPostScriptプリンタドライバを使って印刷したものと、WindowsからPCLプリンタドライバを使ったものとでは印刷結果が一致しない場合もありますが、出力できないよりはましです。

たとえば、OKIデータのA3のカラーレーザープリンタであるC841dnの仕様を見てみましょう。
C841dn仕様
http://www.okidata.co.jp/products/color/c841dn/spec.html
コマンド体系のところをみると、
PostScript 3エミュレーション、PCL6エミュレーション、XPSエミュレーション、IBM5577-H02エミュレーション
とあります。
これのMacOS Xのプリンタドライバを以下のWWWページ
プリンタドライバ、ユーティリティ
http://www5.okidata.co.jp/jshis163.nsf
から検索してみると、 最新のものは、
OKI C531dn/C841dn PPDインストーラー (Mac OS X 10.5以降用)(2015/10/19)
だけで、その説明は
PSプリンタドライバです。
 となっています。Windowsについては、以下のように両方が提供されています。
Windows 10 では、Windows 8.1用ドライバーをご使用ください。
なお、XPSプリンタードライバーの対応予定はありません。
>> OKI C841dn PCLプリンタードライバー
>> OKI C841dn PSプリンタードライバー
そこで、MacOS XでもPCLプリンタドライバで印刷できないか、手元にある同じOKIデーターのC8800dnというカラーレーザープリンタでいろいろと試してみました。
C8800dn の主な仕様
http://www.okidata.co.jp/products/datasheet/c8800dn/
MacOS X 10.9.5に含まれるドライバでは、
HP Color LaserJet 9500
というものが一番うまく動きました。また、PostScriptプリンタドライバとくらべて印刷速度は高速です。印刷の再現性については詳細に確かめていませんが、ちょっとした文書を印刷するぶんには十分でした。

2016年3月16日水曜日

i-dio Wi-Fiチューナー

先日、i-dio Wi-Fi Tuner無料モニターに応募したところ、当選しチューナーが送られてきました。
i-dio Wi-Fi Tuner無料モニター
http://www.i-dio.jp/wifi/
大きさは小型のマウスの半分ぐらいでしょうか。
Android端末で利用する場合は、Wi-Fi Directでの接続が必要です。Nexus 5(Android 5.1.1)では以下のような手順です
  • 事前にGoogle Playからi-dioアプリをダウンロード、インストールしておく
  • 設定→無線とネットワーク→WiFiを開く
  • 左上の縦に並んだ3つの点をタップしてメニューを表示し、詳細設定を開く
  • Wi-Fi Directをタップ
  • そのなかで「V-LowXXXXXXXX」(Xの部分はチューナー本体の記載されているSSIDの8桁の番号)をタップ
  • i-dioアプリを起動
電波を利用したラジオを聞くのは久しぶりだったので新鮮でした(radikoはときどき聞くのですが)。現時点で少し残念なのは、
  1. WiFiが2.4GHz帯のみの対応であること
  2. 選局が遅い
  3. i-dioアプリから選曲するたびにコンテンツのダウンロードが求められる
といったことでしょうか。1以外はそのうち改善されるかもしれません。

以下の記事でも詳しく紹介されています。

2016年3月15日火曜日

おもしろい名前のウェイポイント

Twitterを見ていると航空機の経路情報に、以下のようなおもしろい名前のウェイポイント(航空路上の特定の位置、経由地)があることが紹介されていました。
Routeの欄を見ると、LAMENやONIKU、FUE、SYOYUといったウェイポイントがあることがわかります。これらの場所は、以下のサイトで確認できます。
openNav
http://opennav.com/waypoint/
調べてみると以下のようになりました。

2016年3月13日日曜日

桜の開花日を予想する式

あるところで桜の開花日を予想する式があることが紹介されていました。何の気なしに見ていただけなので、具体的な式の記憶がありません。そこで、検索エンジンで調べてみると一般社団法人日本気象予報士会のサイトに以下の資料がありました。
桜の開花予想に関する考察
大貫信彦(埼玉支部)
式とその説明を引用します。
従来の手法として毎日の平均気温から温度変換日数(DTS)を計算する。計算は以下の式により行う。(気象庁産業気象課)
DTS=exp{9.5×10^3×(Ti-Ts))/(Ti×Ts)}
ここで、Tiは日平均気温(K)、Tsは標準温度(288.15K)、9.5×10^3は年や場所によらない係数とする。この係数は温度の違いによりDTSがどのように変化するかを決定する温度特性値としての性格をもつ。次に、各年の開花までに必要だったDTS
の積算を出し、年ごとの差が最小になる日を開花予想の起算日として求める。そして当年の開花予想日を、起算日からのDTSの積算が30年間のDTSの平均に達した日とする。
式中のDTSの意味がよくわかりませんが、その前に、ここでなぜこのような指数関数が出てくるのが不思議です。そこで、また調べてみました。すると以下のWWWページが見つかりました。
2015年桜の開花と落花予測 [予測方法の検討]
http://nishikei.jp/science/183/.html
この記事によるとアレニウスの式の変形で、意味は以下のようなものです。
化学反応は温度が高いほど反応速度が大きくなることを表しているということだけ覚えておいてください。
また、各項目の値の意味も解説されており、なるほどと思ったのですが、アレニウスの式のことを忘れています。私と同じように忘れている方は、以下のWikipediaのWWWページを参考にしてください。
アレニウスの式
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BC%8F

2016年3月10日木曜日

MacOS XにEOS Kiss X2をUSBケーブルで接続した時にEOS Utitiliyを自動起動させる

自宅で使っているMac MiniをMacOS X 10.9から10.10にアップデートした後、キヤノンの一眼レフカメラ、EOS Kiss X2をUSBケーブルで接続すると、EOS Utilityでは写真.appが自動的に起動されるようになりました。
私としては、アプリケーションが何も起動されないか、EOS Utilityが起動されるようになってい欲しいのですが、この設定方法がわかりませんでした。

例によって検索エンジンで探してみると以下のページが見つかりました。
【EOS】Memory Card Utilityを自動起動させないようにする方法【Mac】
http://blog.h-wd.info/2015/08/01/%E3%80%90eos%E3%80%91memory-card-utility%E3%82%92%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%80%90mac/
手順を引用します。
  1. 「アプリケーション」フォルダから「イメージキャプチャ」を起動
  2. 「デバイス」のところに表示されているメモリーカードを選択
  3. ウィンドウ左下の「この カメラ を接続時に開くアプリケーション」(表示されてない場合はウィンドウ左下の「▲」マークをクリック)から「割り当てなし」を選択。
  4. 写真」アプリを自動起動させたい場合は「この カメラ を接続時に開くアプリケーション」から「写真.app」を選択。
このあたりの設定はシステム設定にはなくて戸惑いました。

EOS Utilityについては10.10では最新版のEOS Utility 2に更新する必要がありました。
以下のWWWページから入手できます。
デジタル一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ【EOS DIGITAL/EOS M】:EOS Kiss X2:OS X 10.10:ソフトウエアを選ぶ
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/download/select-software.cgi

2016年3月3日木曜日

JAL 国内線SKY Wi-Fiの転送速度

日本航空の国内線では無線LANを利用したインターネット接続サービス(有料)が提供されています。
JAL SKY Wi-Fi
https://www.jal.co.jp/skynext/wifi/
最近になり、機内でPCを使って作業する必要があったので利用しました。必要な資料のファイルをscpコマンドで転送するときに、その転送速度を見てみました。
よい時で11Mbps、平均で7Mbpsぐらいでしょうか。利用者の多寡にもよるのでなんともいえませんが、十分に使える接続速度でした。ただ、RTTは1秒近くになる時があり、sshでの作業は少し難しいかもしれません。

2016年3月1日火曜日

Firefoxでファイルのダウンロードができなくなってしまった時

最近、Mac Mini(MaxOS 10.10.5)で利用しているFirefox(44.0.2)でファイルのダウンロードができなくなってしまいました。

例によって検索エンジンで探してみると以下のページが見つかりました。
Firefoxでダウンロードできない
http://pcblog.asiawatcher.com/2015/03/14/firefox%E3%81%A7%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84/
この記事で書かれている以下の方法を試しみるとうまく動作するようになりました。
  1. Firefoxのメニューボタン「 New Fx Menu」 をクリックし、ヘルプボタン「Help-29」をクリック、「トラブルシューティング情報」を選択
  2. トラブルシューティング情報のタブが開き、「アプリケーション基本情報」セクションの下の「Finderで表示」ボタンをクリック。するとプロファイルのフォルダが含まれるウインドウが開く
  3. Firefoxを終了させる
  4. 上記のフォルダ中にあるplaces.sqlite」を削除し、Firefoxを起動
最初はファイルのダウンロードを制御する拡張機能が問題かと思い、これらを無効化してみたのですが改善せず困っていました。