2015年6月2日火曜日

Microsoft Office Wordの1ページ当たりの行数、1行あたりの文字数の設定が不可解な動作をもたらしているらしい

先日、twitterで書いた設定を忘れてしまいそうなので、再掲します。

最初、以下のようなtweetを見つけました。
https://twitter.com/kaorun/status/596196260832415745
Kaoru Nakajima ‏@kaorun
日本でWordが妙な動きをすると批判される原因になっているいくつかの機能は、Wordの日本語版を開発する際にライバルかつリファレンスとしての一太郎の影響が絶大だったために追加された仕様に基づいていて、結果、元の素直な欧文ワープロとしての動作を歪なモノにしてしまっているんだよね。
https://twitter.com/kaorun/status/596196592622837760
Kaoru Nakajima ‏@kaorun
主に「1行の文字数指定時に右のインデント幅を自動調整する」「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のことだよ。
なのでデフォルトを「素直な欧文ワープロ」の設定にしてみようとしました。Microsoft Word 2013では起動して、以下のように設定すればよいようです。
  1. Microsoft Wordを起動して、新規作成から白紙の文書を作成
  2. 左上にあるファイルタブを選ぶ
  3. 印刷/ページ設定(中央の縦欄の設定欄の一番下、○ページ/枚の下にリンクがあります)。
  4. 文字数と行数タブを開く
  5. 文字数と行数の指定で「標準の文字数を使う」を選び、「既定に設定」をクリック
  6. 左上、ファイルタブの右隣にあるホームタブを選ぶ
  7. 文書上で右ボタンをクリック、段落メニューを選ぶ
  8. インデントと行間隔タブを選ぶ
  9. 「1行の文字数指定時に右のインデント幅を自動調整する」と「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外す
  10. 既定に設定をクリック
  11. 「Normal.dotテンプレートを使用したすべての文書」を選んで「OK」 
適宜、上記の設定を見なおせば、「素直な欧文ワープロ」になるやもしれません。